賞味期限
外装に記載 (発送日より14日以上のものをお送りします)
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14か国の産地のチョコレートが楽しめる食べ比べセット。
それぞれの産地の特徴を最大限に引き出し、フルーティーなものからコク深いものなど、様々な味わいを楽しめます。
セット内容
- ガーナ
- トーゴ
- マダガスカル
- ウガンダ
- ベリーズ
- ドミニカ共和国
- ブラジル
- ベネズエラ
- コスタリカ
- メキシコ
- トリニダード・トバゴ
- インド
- インドネシア
- フィリピン
チョコレートジャングルは「ジャングルの中のワクワク感とドキドキ感」をテーマにした社会貢献ブランドです。
高品質なカカオ豆と世界中の未知の原料を使った商品を通して、生産地へと目を向け、その支援の必要性を訴えていきます。
ブランドを立ち上げたのは株式会社立花商店でカカオトレーダーを務める生田さん。
『高品質なカカオ豆を大きな規模で買える市場が、圧倒的に不足している』と考えています。
「豆のポテンシャルは高く発酵したら美味しいカカオ豆ができるのに、カカオバター向けの市場しかないから発酵工程を経ずに出荷されるケースもある。
市場さえあれば、品質の高い豆はもっとたくさん生産できる」
生活の安定を求める農家と、より美味しいチョコレートを求める消費者の為に、新しい市場の開拓に挑みます。
原材料 | カカオ豆(輸入)、砂糖、ココアバター |
---|---|
内容量 | 4.5g×14枚 |
賞味期限 | 外装に記載 (発送日より14日以上のものをお送りします) |
保存方法 | 高温多湿を避け、25℃以下で保存してください |
-
それぞれの産地の個性的な風味が表現されていて、素晴らしい品質のものばかりでした。
とても貴重なカカオだと思われるアイテムも入っています。
カカオ豆やチョコレートを作られている人々の想いや工夫が伝わってくる商品です。
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チョコレートジャングルは「何が出てくるかわからない、ワクワク感・ドキドキ感」をコンセプトにした社会貢献ブランドです。
カカオの産地に目を向けていただけるよう、
チョコレートとしては驚くようなフレーバーを引き出すべく、製造工程にも工夫を凝らしています。
ベネズエラは14種類の産地の中でも抜群に複雑な味を持っています。
柑橘系のノート、ベリーの酸味、ナッツ感もあり、口に入れてから鼻から抜ける香りまでの余韻、変化がダントツで長いです。
その魅力を楽しんでもらえるよう、コンチングの温度管理には特に気を付けました。
コンチングの温度が高すぎると、酸味が飛んでナッツ感が強くなってしまいますし、
複雑な風味のそれぞれが口に入れた時に一気に来てしまうと味わいづらいです。
そのため、余韻を長く、ノートを順番に感じられるようにコンチングを調整しました。
クリオロ系のカカオが多いといわれるチュアオの豆を使っているのですが、
クリオロ系の豆は香りが飛びやすいと言われているので、ローストの点も気をつけました。
生にならないように、けれど香りが飛ばないようにの調整は難しく、豆のお値段も高いので特に気を付けましたね。
様々な風味を持つのでいろんな飲み物と合わせられて楽しみが広がる点も魅力です。
今回のロットにはハーブ感がわずかにあるので、ハーブティーなどにも合いそうです。
カカオの産地でインド、というだけでも意外性があるのではないでしょうか?
インドのカカオ豆は味も特徴的で、レモン系の強い酸味があります。
普通カカオが多湿の平地で栽培されているのに対し、
こちらのカカオ豆は山奥の霧がかかっているような場所で栽培しているので、湿度や温度等が影響しているのかもしれませんね。
インドのカカオ豆はローストするとフレッシュレモンというよりはレモンカードやジャムのような感じになります。
この特徴的な酸味を中心に楽しんでいただきたかったのですが、
酸味を飛ばさないようにローストやコンチングするのが難しかったです。
コンチング時の粘度も比較的高く、温度がすぐ上がりやはり酸味が飛んでしまうので、
こまめにメランジャーを止めて温度を下げるなど、つきっきりでやらないといけない、手間のかかるチョコレートです。
また、特に注目してほしいのがブラジル・アマゾナスです。
とてもレアなカカオ豆で、『アマゾン』と聞いて皆さんがイメージする密林でとれた、野生のカカオ豆です。
アマゾン川の上から下まで6つくらい農家さんがあり、船に乗ってその方々が収穫したカカオ豆を少しずつ集め、
やっとそれなりの量になります。
それを地球の裏側から運んでくるんです。
収穫量も年によってまちまちで、災害で1年ほど入ってこなかったこともある貴重な豆です。
フローラル、ハーバルな感じと程よい酸味があるフレーバーで、野生的な力強さを感じます。
それがジャングルの恩恵だと考えて、消してしまわないようにローストに特に気を使いました。
他にも個性的なチョコレートが目白押しです。
トリニダード・トバゴも個性的で面白いです。
チョコレートを数か月おいて味わいの変化を楽しむ『熟成』がとても楽しいです。
最初はブルーチーズやレモンのような乳酸っぽい感じがするのですが、
熟成が進むとハーバルっぽさ、樽っぽさ、ウイスキーぽさが出てきます。
強さは変わらず表情がどんどん変わっていく感じです。
人によってはスモーキーで男性的なイメージを受けると思います。
人によって感じ方が変わりそうな面もありますね。
トーゴは基本はナッティ、白あんっぽい和風な感じ。
インドネシアは発酵由来のバナナっぽさと、甘味があり黒糖バナナのイメージ。
マダガスカルはわかりやすくベリー系の果実味でジャムっぽい。
ドミニカはナッツ感・カカオ感・程よい華やかさと酸味でバランスがいいです。
ガーナはナッティ&スパイシーでチャイティーのようなイメージで食べやすいです。
メキシコはパルプとともに樽発酵していることもあり、樽の少しスモーキーな香りとジューシーさがあります。
ウガンダは発酵由来のバナナっぽい感じありつつ、バナナの筋に感じるような渋みが少しある奥深い味。
コスタリカは優しいナッツ感、トロピカルフルーツのような甘さ。
ベリーズはベリー系、というよりピンポイントに苺感があります。
乳酸ぽい感じもあるので苺ヨーグルトっぽいです。
フィリピンはナッツミルクのような優しさ、まろやかさがあります。