「チョコレートブランドっていっぱいあるけど、どれが本当に美味しいの? 選べない!!」
そんな風にお困りのあなたへ。今回ご紹介するのは、『C.C.C』を受賞したチョコレートのブランドです。
今回は『C.C.C.』の解説をはじめ、最新2018年のガイドブックより国内の受賞ブランドをご紹介!
さらに、チョコレートを愛するあなたにぜひ一度手に取っていただきたい、ガイドブックの入手方法までお伝えします!
C.C.C.とは?
C.C.Cとは
『C.C.C.』(フランス語読みだと『セーセーセー』)とは、『Club des Croqueurs de Chocolat』の略。
直訳すると『チョコレートをかじる人のクラブ』という意味です。
C.C.C.は1891年に設立、1901年に非営利団体として登録されました。
C.C.C.には150名のチョコレート好きメンバーが登録されており、その職業はショコラティエから医者、ジャーナリスト、農家など様々。
ちなみに最大メンバー数が150人となっており、入会待ちの人もたくさんいるので新規加入は難しいようです。
有名な、毎年サロン・デュ・ショコラで発表されるアワードの授与の他、チョコレートを美味しく食べるための知識の提供などの活動をしています。
アワードの授与
日本でC.C.C.が話題に上るのは、『C.C.C.でゴールドタブレット受賞!』などの話ですね。
C.C.C.では毎年美味しいチョコレート店のチョコレートを試食し、『ゴールドタブレット』や『お気に入り』などの様々な賞(後述)を授与しています。
その賞の授与式が『サロン・デュ・ショコラ』で行われるので、『サロン・デュ・ショコラの賞』と思われていることもありますが、主体はC.C.C.です。
また、今までに受賞したお店のリスト、審査したチョコレートの味の紹介は、毎年発行の『LE GUIDE』というガイドブックに掲載されています。
ちなみに、このガイドブックが『ミシュランガイドのチョコレート版』と説明されることが多いのですが、
ミシュランガイドが覆面で「日常のサービスを評価」しているのに対し、C.C.C.は応募制。趣旨に違いがありますのでご注意を。
こちらのページが詳しく解説をされています。
ICAとの違いは?おすすめの使い方
C.C.C.のアワードの審査方法、授与される賞の種類は、年によって変化があります。
2017年の審査(2018年ガイドブック掲載)は、
①C.C.C.からチョコレートブランドに出品要請
②チョコレートブランドが出品に応じチョコレート(ボンボンショコラ4粒)を提出
③クラブメンバーから選ばれた18人のパネラーによる審査
という流れで行われています。
有名なチョコレートの国際コンクール、ICA(International Chocolate Award)と比べると、
・ICAは世界中から誰でも応募が可能、C.C.C.はクラブからのオファーが基本
・ICAは審査に用いるテイスティングシートや審査項目を細かく公表しており、『客観性』を重視している
・ICAは授与する賞の種類、数も細かく決まっている
などの違いがあります。
ICAについてもっと詳しくはこちら
格付けや評価、網羅性を重視しているわけではないので、
『チョコレート好きによるチョコレート好きのための、チョコレートを楽しむガイドブック』
と、ユルめに捉えるのがおすすめです(笑)
ちなみにICAは世界中のチョコレートブランドを対象にしているのですが、あまりフランスのお店は応募していません。
一方で『LE GUIDE』ではフランスのお店が主に紹介されているので、フランスのチョコレートが楽しみたい、という人にもおすすめですね。
2018年最新!ガイドブック掲載のブランドをご紹介!
ガイドブックの見方
それではいよいよ2018年のガイドブックに掲載されているブランドをご紹介します。
2018年のガイドブック
掲載ページ。各ブランド毎に、金銀銅いずれかのタブレットのマークと、住所、HP、ティスティングされたチョコレートの味などが書かれています。
先ほど書いた通り、C.C.C.で授与される賞は様々な種類があり、年によっても変わります。
各賞の選考基準や、どんな賞なのか、といった詳しい説明はガイドブックにはありません(笑)前述のとおりユルく楽しみましょう。
こちらが索引。賞の説明はこれだけです(笑)
まず、ガイドブックに掲載されているブランドは、全て、金・銀・銅いずれかのタブレット(板チョコ)のマークが付けられています。
このマークで金のマークがつくのがいわゆる「ゴールドタブレット受賞」といわれている賞です。
ちなみに各タブレットの説明を直訳すると、金→「狂おしい」 銀→「情熱的」 銅→「定期的(に食べたい?)」となります。
フランス語詳しい方、ぜひアドバイスください・・・
このタブレットに加えて、以下の二つの賞も付けられることもあります。
①「LES AWARD」・・・ショコラティエによる特別賞。「伝統的なショコラティエ賞」「オリジナリティー賞」など各ブランドで違った名前の賞が授与されています。タブレットマークに加えて星マークがつきます。
②「LES COUOPS DE CPEUR」・・・「お気に入り」という意味。あまり詳しい説明はありません。コメント欄にハートマークがついています。
先ほどの掲載ページだと、「CRIOLLO」というブランドでは、金のタブレットと、特別賞を受賞し、お気に入りにも選ばれています。
日本の掲載ブランドをご紹介!
それではいよいよ日本掲載ブランドをご紹介します!日本のブランドは全部で15ブランド掲載されています。
オードリーやサロンドロワイヤルなど、普段はボンボンチョコレートを販売していないブランドも多いですね。
日本でも買える!フランスの「外せない」受賞ブランド
他にも、ガイドブックには「外せないショコラティエ&ブランド」として、14のブランドが紹介されています。
このうちいくつかは日本でも購入できるのでご紹介します!
・アルノー・ラエール
・ファブリス・ジロット
・アンリ・ルルー
・ジャンポールエヴァン
・ローラン・デュシェーヌ
・ニコラス・クロイセル(ラ・メゾン・デュ・ショコラ)
・パスカル・ルガック
・ピエール・エルメ
・ピエール・マルコリーニ
・サダハル・アオキ
ガイドブックを入手しよう!
そんな様々なブランドが紹介され、読んでも楽しいガイドブック。
日本の書店では販売されていませんが、オンラインでの購入が可能!
決済システムは世界で利用されているPayPalシステムで日本語で対応しているので安心。
心配な送料も8€弱。エアメールなので、郵便受けに投函してもらえますので、お手軽です。
フランス語が苦手でも、最近はGoogle翻訳アプリで写真を撮れば自動で翻訳してもらえるので、誰でも楽しむことができます。
この機会にぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか?
とはいえ購入ページはフランス語。
不安な方もいると思いますので、購入方法を解説します!
まずは
こちらのページにアクセス
「Ajouter au panier」をクリック。(「カートに入れる」の意味です)
画面右上のお買い物カートボタンが(1)になります。こちらをクリック。
カートの中身が表示されます。数が1になっていることを確認しましょう。
ここで商品価格と送料が表示されていますが、この送料はフランス国内への送料ですが、のちのち修正されますのでこのままでOK。
クーポンコードなどの入力欄が2か所ありますが、空欄のままでOK。画面下部の「Etape suivante」(次のステップへ)をクリック。
住所などを入力して
「Etape suivante」(次のステップへ)をクリック
ちなみに電話番号は国際表記になるので、「090-1111-1111」の場合は「8190-1111-1111」で入力したほうがいいと思われます。
実は私は何も考えずにそのまま入力してしまったのですが、問題なかったです。
決済方法の選択画面。PayPalしかないのでPayPalにチェックが入っています。
このまま
「Etape suivante」(次のステップへ)をクリック。PayPalの画面に飛びます。
表示画面の上部に『17,32EUR』と書いてあります。
こちらが日本国内に修正された送料を含めた合計金額です。
この金額が引き落とされるので確認しましょう。
一番上の段、Paysの欄をFlanceからJaponに変えましょう。すると・・・
見慣れた文字が出てきました!
ここから支払完了までは、全てPayPalシステムの日本語で進められます。
普通にオンラインショッピングするときと同じように入力していけばいいので、安心ですね。
注文が完了するとメールに確認のメールが入ります。
だいたい1週間くらいで届きました。エアメールなので、普通に郵便受けに投函されますので、チェックを忘れずに!
以上、C.C.C.のご説明とガイドブックの入手方法でした。