『幸せの青い鳥』や『サムシング・ブルー』。
『青色』には幸せのイメージがありますが、美しい青色で人気のチョコレートをご存知でしょうか?
2019年より発売されている、『幸せを呼ぶ青いチョコレート』。草花の中に見るような自然な色合いの『青』がトレードマークのチョコレートです。お客様から「大学受験を控えた子供を元気づけようと持たせました」「結婚のお祝いにプレゼントしました」などの声が届き、美しいカラーリングによる癒しとともに、大事な想いをお届けしているのがわかります。
2021年からは『幸せを結ぶ赤いチョコレート』が、そして今年2022年には『幸せを願う緑のチョコレート』『幸せを祈る紫のチョコレート』が登場。『カレ・ド・カラーズ』と名付けられたこのシリーズ、実はどの色も、合成着色料ではなくハーブやスパイスの自然の色素で色付けされています。
このチョコレートを作るのは、滋賀県長浜市に本社を置く日本アドバンスドアグリ株式会社。この会社が持つ特殊な技術で作られたバタフライピーの粉末が、『カレ・ド・カラーズ』シリーズの美しさの秘密です。
日本アドバンスドアグリ株式会社 辻社長
「合成着色料、添加物、植物油脂は一切使っていません。美味しさを追求し、こだわった「ホワイトクーベルチュールチョコレート」を、バタフライピーの青い花を利用したナチュラルのパウダーで青い色に仕上げています。
バレンタインチョコレートとして、プレゼントに最適な本来のチョコレートの味をお楽しみ頂けるよう、原料にはこだわっています。」
幸せを呼ぶ青いチョコレート、美しさの秘密とは?
日本アドバンスドアグリ株式会社は、もともとは植物工場のシステム開発を行っていた『農』の会社。サプリメントやお茶などの健康食品事業も手掛けており、微粉末を殺菌する技術を持っています。この技術が、『カレ・ド・カラーズ』シリーズの美しさの秘密です。
通常、食べ物に色をつける場合は『青色1号』『青色2号』などの合成着色料を使います。これらの合成着色料は、使う量が同じなら常に同じ色になる、他の色と混ぜると絵の具のように様々な色が作れる、色褪せにくい、腐らない、といった様々な利点があります。一方で、食品の安全性の観点からお客様が不安を感じることもあります。日本アドバンスドアグリでは『農』の会社として、自然の着色力を活かした商品を作り、こうしたお客様の気持ちに寄り添っています。
そんな同社が製造に力を入れているのは、ハーブの一種であるバタフライピーの微粉末です。アーユルヴェーダ(インド伝統医学)で古くから用いられてきたバタフライピーは、鮮やかな藍色の花びらが特徴で、食品に彩りを添えてくれます。
しかし、自然の中で育った素材のため、どうしても自然の雑菌が付いてしまいます。無農薬栽培で、化学肥料のかわりに堆肥などの有機肥料を使うとなおさらです。同社はこの問題を、独自の微粉末製造・殺菌技術で解決。バタフライピーの花を粉にすると同時に殺菌し、安全な色素を作っているのです。この方法だと、一般的な熱蒸気殺菌よりも鮮やかで発色の良い粉末にできることも大きなポイントです。
こうしてできた粉末は粒の大きさが15μm程度と非常に小さく、舌で触れても粒感がなく、ケーキやアイスクリーム、飲み物など幅広い食材に使えます。
そんな中で、同社が目をつけたのがチョコレートです。バタフライピーの穏やかなハーブの香り、微粉末ならではのなめらかな舌触り、そして、ひと目で心を掴まれる美しい色あいを楽しめるアイテムとして、『幸せを呼ぶ青いチョコレート』が誕生しました。
幸せのイメージが大反響、累計販売数は10万箱へ
チョコレートといえばバレンタイン。バレンタインといえば、大切な人に気持ちを伝えるイベント。『贈った相手を幸せにしたい』という気持ちに、何も言わずとも幸せをイメージさせる『青いチョコレート』がマッチし、大きな反響に。
2019年に発売後、2021年時点で累計販売数は10万箱を超え、通販サイト楽天では板チョコレート部門で一位を獲得しました。
人気の理由は見た目だけではありません。青いチョコレート作りには、バタフライピーの繊細な風味に合うホワイトチョコレートが厳選されていて、色と風味がマッチした味わいです。ホワイトチョコに甘ったるいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、このチョコレートは後味がすっきりしていて、ついもう一枚食べたくなる魅力があります。
さらに、メインアイテムの『カレ・ド・ブルー9枚入』は、一枚一枚個包装になっているのもポイントです。プレゼントとまで大げさでなくても、ちょっとした心配りに渡しやすい点も嬉しいですね。
幸せを、結ぶ、願う、祈る…自由な色彩を活かし、様々な気持ちの形を表現
『幸せを呼ぶ青いチョコレート』の反響に応え、ハイビスカスローゼルを使った『幸せを結ぶ赤いチョコレート(赤)』が2021年に発売。今年2022年からは緑と紫の新しいラインナップが登場します。いずれも、バタフライピーの青色に、違った色のスパイス・ハーブ素材をひとつプラスして作られています。
四つ葉のクローバーのイメージから『幸せを願う』と題した緑のチョコレートは、バタフライピーに加えターメリックを使っています。緑と言えば抹茶のイメージがありますが、こちらのチョコレートはターメリックのスパイシーさを中心に、ヘーゼルナッツとオレンジの香り付けがされています。オレンジの爽やかさにナッツのコクがあり、オレンジのマカロンを思わせるリッチな味わいです。
紫のチョコレートには、『幸せを祈る』という意味が込められています。紫は昔から高貴な色として扱われる事が多く、神秘的、スピリチュアルなイメージがあり、紫の蝶は幸せをもたらすモチーフでもあります。使われているのはバタフライピーと、酸味やさっぱりした風味のハイビスカスローゼルの粉末です。その風味を引き立てつつ深みを感じられるようアップルワインの香りづけがされ、洋酒を使ったリンゴのムースのような大人の味わいです。
さらに、ラインナップの4色すべてが入ったアソートも販売。箱を開けた瞬間歓声が上がる華やかさ。一枚ずつあげるにも、どの色を誰にあげようか、と考える楽しみが広がります。
緑と紫はバタフライピーの青色に、それぞれ黄色、赤色を混ぜた色ですが、それぞれの粉末を混ぜただけでは絵具のようにうまく混ざりません。原料のハーブやスパイスからチョコレート作りを手掛けるからこそ、様々な色が作れます。自然素材由来の色ながら、ここまで自由なカラーリングを楽しめるのは、『カレ・ド・カラーズ』のチョコレートならではです。
「願いの重さによって色を使い分けて欲しい」と辻社長は語ります。
「色にはイメージ効果があります。色のイメージを言葉と一致させることにより、魅力的なメッセージになります。
当社ではナチュラルな原料を利用して、クレヨンのように多彩な色を出すことができるので、【多彩な色からメッセージを伝える】。そんなチョコレートを創造していきたいと考えています。」
さらに美しく、味わいを奥深く。専用マシン導入で目指す今後の展開
『カレ・ド・カラーズ』シリーズの進化はカラーバリエーションを増やすだけではありません。2022年後半から、『幸せを呼ぶ青いチョコレート』もリニューアル。バタフライピーの花の青い部分を厳選して使い、薄い水色をより美しく表現できるようになりました。
更に力を入れているのが、『美味しさ』の追求です。「やはりカカオの奥深さは外せない」と考える辻社長。2021年にショコラ専門店『ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ』とコラボレーションし、カラーリングを施したチョコレートと、カカオの味わいを楽しめるミルクチョコレートの二層チョコレートを発売。更に社内にもテンパリング装置を導入し、特注小ロットを含めた様々な種類のカラフルチョコレートの開発に対応していきます。
辻社長「美味しいチョコレートは、テンパリング装置がすべてです。世界が認めるテンパリング装置を導入し、チョコレートの美味しさを追求していきます。」
豊かな彩りのみならず、味わいも追求し魅力を高めていく『幸せのチョコレート』。
今後どんな華やかさで私たちを楽しませてくれるのか、楽しみなシリーズです。
【会社情報】
日本アドバンストアグリ株式会社
HP:
http://www.adv-agri.co.jp/
幸せを呼ぶ青いチョコレート
HP :
https://bluechocolate.jp/home/jp/
Youtube :
https://www.youtube.com/watch?
v=rKBZAfOMQlE
【販売ページ】
楽天市場店:
https://www.rakuten.ne.jp/gold/agri-life/
Amazon店:
https://www.amazon.co.jp/stores/page/4106A177-3767-44AD-8CD0-A3CA7B071E9A
Yahoo!ショッピング店:
https://store.shopping.yahoo.co.jp/agri-life/
Qoo10店:
https://www.qoo10.jp/shop/agri-life